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柏メルビー動物病院

小型草食獣(うさぎ・モルモット・チンチラ・デグー) 症例情報

うさぎ 避妊手術 卵巣子宮摘出術 予防 子宮腺癌

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うさぎの避妊手術

うさぎは他の動物に比べて子宮疾患の発生率が高いと言われています。

子宮疾患の予防のためには避妊手術が重要です。

3歳齢を過ぎてくると子宮疾患の確率が高まってきます。うさぎの体の成熟が6ヶ月齢付近になってくるので、6ヶ月齢から3歳齢ぐらいまでの間が避妊手術の可能なタイミングと当院では考えています。

うさぎの体がしっかり成長してくるかつ若い方が体の予備能力も高いので、6か月齢〜1歳齢までの間がベストのタイミングです。

3歳齢以降になってくると子宮疾患も増えてくるので、予防的な避妊手術と言うよりは、子宮疾患に対しての手術になり、麻酔リスクや手術難易度がやや上がりますが、実施は可能です。

うさぎに安全に麻酔をかけていくために、当院では麻酔の前に血液検査やレントゲン検査によって、他に病気がないかどうか、麻酔に耐えられるかどうかを判断していきます。

検査結果によっては手術をしないほうが良いという判断になることもあります。

うさぎの避妊手術までの流れとして、まずはご連絡いただき、手術日の予約をとります。

その後、可能であれば手術日の前に一度ご来院いただき、身体検査を行い、うさぎさんの性格を見せていただきます。

ある程度ハンドリングが可能であれば、手術前の検査として血液検査やレントゲン検査を行って行きます。

ハンドリングが難しそうであれば、後日の手術日に鎮静処置をしている段階で検査を行います。

手術日は朝ごはん抜きなどはせず、そのままの状態でご来院ください。

午前にお預かりをさせていただき、当日お昼に手術を実施します。

麻酔からの覚醒を見て、当日の夕方以降、可能なら18時以降にお迎えに来ていただきます。

術後はカラーなどはせず、そのままで過ごしてもらいます。内服薬を1週間分処方しますので、飲み切った段階でご来院ください。

傷のチェックをさせていただき、傷の癒合を確認して、避妊手術は終わりになります。

症例

6ヶ月齢のネザーランドドワーフが避妊手術を希望され、来院しました。

手術前の検査を行い、問題がなかったので麻酔をかけていきました。

うさぎの麻酔には、当院ではv-gelと呼ばれる人工呼吸用のデバイスを設置し、おこなって行きます。

麻酔中呼吸が止まってしまっても人工呼吸ができるデバイスになります。

v-gelを口に挿入しているところ

また、うさぎの麻酔には麻酔薬や鎮痛薬を複数種類使用し、なるべく痛みがでないように疼痛管理をして行きます。

うさぎの麻酔を安定させるには非常に重要な考え方になります。

その後麻酔の安定を確認し、卵巣子宮摘出術を実施しました。当院のうさぎの避妊手術は卵巣と子宮を両方摘出する術式を採用しています。

切除した卵巣と子宮

皮膚を縫合し、手術を終えました。

当院はうさぎの避妊手術では術後のカラーの装着をしていないので、皮膚とその下の皮下織の縫合はきっちり行っていきます。

皮膚縫合を実施したところ

うさぎの避妊手術は、麻酔のリスクは決して低くはありませんが、子宮疾患を予防できるというメリットが非常に大きいので、ご家族にリスクをご理解いただいた上で実施していくことが多いです。

小さなご家族の避妊手術を悩んでいる方は、是非当院まで一度ご相談ください。

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