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多中心型リンパ腫 犬 抗がん剤 化学療法 多剤併用療法

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犬の多中心型リンパ腫

多中心型リンパ腫とは、体中のリンパ節が腫瘍化し腫れてくる病気です。

犬では比較的多く見られ、リンパ節が腫れていても初期には症状がないことがほとんどです。

病気が進行してくると、元気消失や食欲不振といった症状があらわれ、頸部のリンパ節が巨大化をすると気道圧迫を起こし、圧迫による呼吸困難が起こることもあります。

治療として、化学療法(抗がん剤)によく反応する腫瘍になるため、化学療法(抗がん剤)による治療が一般的です。

しかし、化学療法(抗がん剤)による効果は一定期間しか効果を示さないこともよく見られ、多くの場合は病期が進行していってしまいます。

病期が進行していくと、全身の状態が徐々に悪化していき、亡くなってしまうことも多い疾患です。

症例

6歳のラブラドゥードゥルが後ろ足のむくみを症状に来院しました。

後肢全体が浮腫んでいたので、リンパ管の閉塞や圧迫を疑いました。

触診で頸部や足のリンパ節が腫れているのが分かり、超音波検査にて腹部のリンパ節が腫れているのがわかりました。

頸部リンパ節の腫脹
超音波検査で腹部のリンパ節の腫脹を確認

リンパ節の細胞診検査にて、大型のリンパ球が多数取れてきたことからリンパ腫と診断しました。

細胞診検査画像

リンパ腫の治療は化学療法(抗がん剤)が有効ですが、だんだん効果がなくなっていくことも多いため、治療の方法はご家族とよく相談して決めることが重要です。

相談の結果、もっとも効果が有り、もっとも頻回に抗がん剤を投与する治療をしていく形になりました。

飲み薬の抗がん剤と注射薬の抗がん剤を組み合わせて使用していきます。

注射薬の抗がん剤
内服薬の抗がん剤

幸いなことに治療反応も非常によく、治療開始からリンパ節の腫れはおさまりました。

何度か再び腫れることはあっても抗がん剤によって縮小し、維持できています。

今後、抗がん剤を定期的に投与しながら経過を見ていく形になります。

リンパ腫の治療にはいろんなバリエーションが有り、治療目的を明確にすることで、それぞれの治療法が変わってきます。

小さなご家族がリンパ腫によって苦しんでいる方は、ぜひ当院までご相談ください。

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