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更新日:

犬の肺腺癌

肺腫瘍は比較的珍しい腫瘍であり、肺原発腫瘍よりも他臓器からの転移性腫瘍の方が多いとされています。

肺原発性腫瘍であると、肺腺癌、組織球性肉腫、扁平上皮癌などの発生があり、肺腺癌の発生が一番多いです。

症状としては咳、呼吸困難などですが、腫瘍が大きくなるまでは症状として出ないことも多いです。

治療は外科的な摘出が基本であり、あまり化学療法(抗がん剤治療)は効果的でないことも多いです。

症例

8歳のチワワが健康診断に来院しました。

聴診にて心雑音を認めたため、胸部レントゲン検査を行いました。

右肺後葉領域に腫瘍の陰影を認めました。

レントゲン画像
レントゲン画像

よく症状を聞くと、咳があるようでした。

健康診断にて発見されたこともあり、心臓病もあることから、麻酔のリスクも高くなるため、経過をみていく形になりました。

経過を見ていく中で、増大傾向を示していき、最初の検査から2か月で手術し摘出することにしました。

右側第5肋間開胸術にて胸腔内にアプローチします。

胸を開けると、腫瘍が目の前に出てきました。

開胸し腫瘍を確認
腫瘍と肺葉を体の外へ

肺を胸の中に固定している肺間膜を切除して、肺の一部である肺葉を体の外に出してきます。

肺葉の根本の血管を処理して、肺葉ごと腫瘍を摘出しました。

腫瘍を切除
切除した腫瘍

空気や血液を抜く胸腔チューブを胸の中に設置して胸を閉じていきます。

手術後元気に退院していきました。

切除した腫瘍は、病理組織学的検査の結果、肺腺癌と診断されました。

悪性腫瘍であり、今後の経過を注意してみていく必要がありますが、定期的に検診しながら経過をみていってます。

肺腫瘍は、胸腔内に腫瘍が位置し、大事な血管や神経、臓器が集中する場所のため、手術難易度が高くなってしまいます。

当院では、ご家族に手術のリスクとメリットをお話し、肺腫瘍の手術を実施することが多いです。

肺腫瘍にてお困りの小さなご家族がいるかたは、是非当院までご相談ください。

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