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小型哺乳類(フェレット・ハリネズミ・フクロモモンガ・ハムスター) 症例情報

ハリネズミ 歯周病 歯石付着 食欲低下 歯肉炎 抜歯

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ハリネズミの歯周病

ハリネズミは本来歯間が広いため、歯石が重度につくことは比較的珍しいです。

それでも、軽度から中程度に歯石がついていることはよく見かけます。

本来はつきにくい歯石がつくのは、ふやかしたフードや缶詰による影響が大きいとされています。

年齢を重ねるにつれて歯周病になる割合が高くなっていきます。

ハリネズミで見られる歯肉炎は、歯肉の増生を伴っている場合が非常に多いです。

下顎の歯肉の増生
上顎の歯肉の増生

歯周病になると、涎が多くなり、食欲が低下していきます。

他の病気との区別が必要になりますが、高齢のハリネズミで、食欲が低下している場合には、可能性の一つに歯周病を考える必要があります。

治療はスケーリングによる歯石の除去や、動揺のある歯に関しては抜歯が必要となるケースが多いです。

下顎門歯の動揺を確認
下顎門歯を抜歯

歯石がつかないように管理していくには、日々の管理が重要ですが、ハリネズミは歯の管理をさせてくれる子が多くはありません。

可能であれば、普段から体に触れることを慣れていって、口周りも触れるようになると、普段のお手入れもしやすくなります。

歯石付着のほとんどないきれいな歯

小さなご家族が歯周病にてお困りの方は、ぜひ当院までご相談ください。

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