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小型哺乳類(フェレット・ハリネズミ・フクロモモンガ・ハムスター) 症例情報

フェレット リンパ腫 胸腔内リンパ腫 手術 抗がん剤 化学療法

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フェレットの胸腔内リンパ腫

フェレットも人や犬猫同様、中年齢以降になると腫瘍ができてくる可能性が高くなってきます。

その中でも副腎腫瘍、膵臓腫瘍(インスリノーマ)、リンパ腫が多いと言われています。

リンパ腫は体中どこにでもできる可能性がありますが、リンパ節という組織が腫大してくることが多いです。

胸腔内にできる場合は前縦隔と呼ばれる胸の前の部分のリンパ節が腫大し胸水が溜まってくることがあります。

治療は化学療法(抗がん剤)が主な治療になります。

病変が一部にとどまっている場合には外科療法が適応になる場合もあります。

症例

1歳のフェレット、パスバレーが咳が出るという症状にて来院しました。

レントゲン検査にて胸の中に巨大な腫瘍があることがわかりました。

レントゲン画像
レントゲン画像

細胞診検査にて、リンパ腫の可能性が高いことを確認しました。

細胞診画像

リンパ腫であれば化学療法(抗がん剤)が適応ですが、病変が限局していること、病変が巨大なこと、データとしてはないですが胸腔内リンパ腫は化学療法の反応が悪いことなどの理由から、外科療法を先行して実施することにしました。

摘出の可能性を探るためにCT検査を実施しました。

心臓や大血管を圧迫していましたが、他臓器との癒着はなく、摘出可能と判断しました。

CT検査画像
CT検査画像

胸腔内へのアプローチは胸骨縦切開術を選択しました。

胸骨という胸の正中の骨を切って胸を開いていきます。

胸骨縦切開にて胸腔にアプローチ
腫瘍を露出

胸を開くと心臓の横に巨大な腫瘤が出てきました。

周囲との癒着もなく摘出はスムーズに実施することができました。

摘出した腫瘍

手術後は傷の癒合を待って化学療法(抗がん剤)を実施していきます。

フェレットのリンパ腫はしっかり治療をしても残念ながら長期生存できることがあまり多くないですが、当院では化学療法に加えて適応であれば外科療法も実施しています。

リンパ腫で苦しむ小さなご家族がいる方は、是非当院までご相談ください。

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